竹炭づくり

更新日:2025年01月31日

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美浜町の炭焼き事業

 現在の美浜町の炭焼き事業は、平成11年度の竹炭から始まりました。美浜町が炭に注目したのは、町内の山林に多く自生する竹です。山林が竹の勢力に押されて竹林に変わってしまい、原料となる竹がふんだんにあったことです。

みはまの竹炭物語

 本町は美しい山と海に囲まれて「自然と共生するまちづくり」を進めています。なかでも、里山の自然は貴重です。しかし、里山は放置していると竹の勢力に押されて竹林と化し荒れてしまいます。
町では、この里山を保全したいと考え平成10年から取り組みを始めました。里山を保全するためには、古い木を切って若い木を山に残すことが必要です。そこで、山に多く自生している竹に着目し、切った竹や木を利用し炭を作り里山の保全と資源の有効活用を行いました。さらに、高齢者の炭焼きを通じて自然と接し、健康で生き生きと暮らせる環境を提供することができます。
 町内の地域住民に働きかけを行い、平成11年に町内計18基の炭焼き窯を設置しました。県内外からお招きした講師のご指導のもと、みはまの竹炭づくりがスタートしました。令和6年度では現在5基の炭焼き窯が稼働しています。

竹炭と竹酢液の効果

 竹炭には小さな無数の穴があり、この穴によって様々な効果が生み出されていると言われております。主な効果としては、消臭効果・調湿効果・抗菌効果があります。また、竹炭をつくる過程で、竹酢液が抽出されます。こちらも竹炭と同様に様々な効果があります。
食と健康の館では美浜炭焼き研究会が作成した竹炭・竹酢液の他に竹トンボなど竹細工製品も販売しております。

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