アサリの天敵、海音貝(ツメタ貝)を商品化しました。

更新日:2025年01月31日

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商品化に向けて

 美浜町の春の風物詩となっている潮干狩り。ところが最近、全国的に潮干狩りができない会場が増えてきました。美浜町がある知多半島も例外ではなく、その原因のひとつにエイやツメタ貝による食害が挙げられています。

 ツメタ貝は、あさりなどの二枚貝に穴を開け中身を吸い出して食べてしまいます。美浜町では「うんね」と呼ばれ、つくだ煮などでしばしば食べられているこのツメタ貝ですが、下処理に大変な手間と時間がかかるため、流通しない食材でした。

 そこで、この美味しい貝をより多くの皆様に知っていただこうと漁師のおかみさんたちが試行錯誤を繰り返し、ようやく商品化にたどり着くことができました。

 名前も、ツメタ貝の貝殻から海の音が聞こえるので『海音貝(うんね貝)』と命名しました。

殻から中身を取り出したツメタ貝を流水で洗っている手元を写した写真
殻から取り出したツメタ貝が鍋に入っている写真

商品について

ツメタ貝の惣菜(旨煮)

海で採るところから、出荷まで1つ1つ職人の手によって丁寧に作られている手間のかかっている一品。

ツメタ貝の惣菜(オリーブ漬け)

ピリッとした味で、お酒のつまみに良し、パスタにあえて良し。

いいともあいち交流会2017に出展しました

イベントについて
日付 場所 内容 結果
平成29年2月19日(日曜日) イオンモール大高 即売会 来場者試食人気コンテストで1位受賞
平成29年2月20日(月曜日) JPタワー名古屋 商談会 バイヤー試食人気コンテストで1位受賞
「いいともあいち交流会2017 バイヤー試食人気コンテスト1位」、「いいともあいち交流会2017 来場者試食人気コンテスト1位」と書かれた木製の2つのトロフィーと、瓶に入った製品が3つ箱詰めされた写真

今後の展開

 平成28年度は高級感のある瓶詰商品を開発しました。今後は「ツメタガイ」という食材を身近で手軽に食べられるようなものにしていくような取組を予定しています。

 現在、美浜町内の旅館や、食事処にお願いして、ツメタガイを使った料理のレシピ本も作成しています。

調理されたツメタ貝が白い器に盛られた写真
ツメタ貝を使って作ったピザや佃煮のような料理が器に盛られ、テーブルに並べられている写真

この記事に関するお問い合わせ先

産業課 水産商工観光係
〒470-2492 愛知県知多郡美浜町大字河和字北田面106番地
電話番号:0569-82-1111 内線(263・264)
ファックス:0569-82-5423

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