災害時の応急給水について

更新日:2025年03月21日

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大規模地震等の災害や事故等が発生し、大規模な断水や濁り水が生じた場合、避難所等の給水拠点で応急給水を行います。

給水方法

拠点給水

災害発生時は被害状況等により避難所等の給水拠点を決定し、応急給水を行います。防災行政無線・メールサービス・ホームページ・広報車等を利用し、給水場所や時間についてお知らせします。

飲料水兼用耐震性貯水槽

飲料水兼用耐震性貯水槽(以下貯水槽)は、大規模地震等により水道水の供給が停止した時に、地下の安全な貯水槽に水道水を貯え、町民の方に飲料水を供給するものです。貯水槽は常に水道本管に直結して、本管の一部として水が循環しています。大規模な地震時には、自動的に水道本管と遮断して、貯水槽内に新鮮な水道水を確保します。そして手動ポンプを使用して、応急給水を行います。また、応急給水だけでなく、火災発生時には消火活動にも利用します。

人が生命を維持するために必要な飲料水の量は、1人1日あたり3リットルといわれており、美浜町の人口約20,500人に3日分の飲料水を供給できることとなっています。

飲料水兼用耐震性貯水槽の設置場所
施設名 所在地 貯水量
河和中学校 河和字六反田130番地 100立方メートル
野間小学校 野間字石名原70番地 100立方メートル

 

仮設給水

復旧が進み次第、使用可能な消火栓等から給水しやすい場所まで仮設配管し、仮設給水所として活用します。

消火栓に、専用器具、飲料用ホース、4つ蛇口が付いた仮設給水栓を接続した写真
4つの蛇口が付いた仮設給水栓を近くで撮影した写真
消火栓に、専用器具、2つ蛇口が付いた給水栓を接続した写真
消火栓に、2つの蛇口が付いた専用器具と2つの蛇口が付いた給水栓を接続した写真

応急給水支援設備

町の配水管が大規模地震等により断水した場合でも、県営水道から臨時に仮設給水できる設備であり、専用の器具を接続し、応急給水を行うことができます。また、拠点給水だけでなく、運搬給水の拠点にもなります。

詳しくは愛知県ホームページをご確認ください。

応急給水支援設備の設置場所
給水先 所在地
美浜町役場 河和字北田面地内
総合公園体育館 北方字十二谷地内
知多厚生病院 河和字西谷地内
美浜クリニック 北方字山鼻地内
河和小学校 河和字古屋敷地内
上野間小学校 上野間字西之脇地内
河和中学校 河和字六反田地内
河和保育所 河和字小坂地内
古布老人憩いの家 古布字九條地内
南部体育館 豊丘字北平井地内

 

運搬給水

拠点給水が困難な場合は、断水地域や各避難所、医療機関や福祉施設に、給水タンク等で飲料水を運搬します。

令和3年度より、組み立てが容易であり内袋を取り替えることで衛生状態を保持できる「飲料水用簡易給水槽」を配備しています。350リットルと500リットルを複数配備しており、350リットルは軽トラック等に積載して運搬することができます。

飲料水用簡易給水槽

災害時の給水拠点マップ

この記事に関するお問い合わせ先

水道課 業務係
〒470-2492 愛知県知多郡美浜町大字河和字北田面106番地
電話番号:0569-82-1111 内線(238)
ファックス:0569-82-4445

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