【平成16年度展示】河和海軍航空隊を偲ぶ歴史展

更新日:2025年01月31日

ページID : 1921

河和海軍航空隊を偲ぶ歴史展(展示は終了しています)

プロペラ機とその横に数十人が並んで立っている様子を少し遠くから撮影した白黒写真

戦時中、美浜町河和には、第一河和海軍航空隊(整備教育)、第二河和海軍航空隊(水上機の搭乗員養成)がありました。

展示期間

平成16年5月15日~平成16年8月15日

場所

美浜町生涯学習センター 2階 多目的ルーム

展示紹介

目前に海が広がるコンクリート製の坂道の写真

現在も河和の海岸に残るスベリ(水上機を陸上に上げる斜面)

目の前に広がるこの海で、水上機の厳しい操縦訓練が行われていました。戦争末期になるとガソリンが不足し、訓練さえ十分に行えませんでした。

大きな旭日旗や航空写真などが壁に飾られ、ショーケースの中には複数の文書が並べて展示されている写真

写真右の軍艦旗は、第二河和海軍航空隊の司令室に掛かっていた実物とのことです。

額に入っている日の丸が描かれたはちまきや写真などの資料が壁に掛けられ、手前のショーケースには制服などが展示されている写真

地元を始め全国から河和海軍航空隊関係者のご協力をいただきました。

当時の航空地図や、当時・現在の写真が多数展示されているパネルの写真

 終戦直後の航空写真(米軍撮影)には航空隊施設が写っています。左右の写真パネルは、現在も残っている遺構です。海の近くには、駐機場やスベリ(水上機を陸上に上げる斜面)が残っています。

ショーケースに飾られた7つの金ボタンがある黒い予科練制服の写真

予科練制服

通称「7つボタン」と呼ばれ、休日になると河和の町にあふれたそうです。

ショーケースに飾られた飛行帽や手袋などの写真

飛行帽などの装備品

ショーケース内に、中央に日の丸が描かれたハチマキなどが展示されている写真

第二河和海軍航空隊からは、特攻隊も編成されました。ガラスケース下段は、特攻隊員のはちまきです。

航空機の真下で撮影された4~5人の集合写真と男性が一人で立っている写真

写真左 水上戦闘機「強風」

第二河和海軍航空隊あった「強風」3機は、戦後、横須賀を経由して米本土へ運ばれました。現在、米軍の基地内に展示されているそうです。

ショーケースに飾られた零式観測機など5つの機体の模型の写真

写真手前 零式観測機の模型

関連記事

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課 生涯学習係
〒470-2492 愛知県知多郡美浜町大字北方字十二谷1-2
電話番号:0569-82-5200
ファックス:0569-82-5201

メールフォームによるお問い合わせ