野間地区コース

この地区コースは、美浜町制45周年記念事業の一環として平成13年3月に作成されたもので、現況とは一部異なる場合があります。

下記ファイルからA4サイズのウォーキングマップが印刷できます。

真言宗に属し、鶴林山大御堂寺と称え、源頼朝が父義朝の霊を弔ったところといわれています。源義朝最期の絵など、貴重な文化財がたくさんあります。

 平治の乱に敗れた源義朝が、長田親子に殺された時、「せめて木太刀でもあったら…」と悔やんだと言い伝えられていることから、ここには、木太刀を形どったごま木が今でも奉納されています。

約1300年前、行基菩薩が諸国巡化の折、薬師如来の像を刻みこの寺に奉安しました。源義朝が殺された湯殿の所在地です。

義朝が殺された知らせを聞いて駆けつけた家来と、長田の家来たちが戦った場所。

1160年正月、源義朝が長田親子に殺された場所。

長田一族と義朝の家来が戦った時出た死者を埋めたところ。

路地裏の1日道沿いの町並みは、江戸時代、千石船による廻船業の栄えた時の名残。

美浜町のかっぱ像3体のうちの1体。河和に母かっぱゆり子、布土に娘かっぱ花子がいる。

野間細目区の住民による手作りの公園。ここからは、伊勢湾が一望できます。

本堂に安置されている不動明王は鎌倉期の作とされ、その他には「かじとり観音」と呼ばれる如意輪観音などがまつられています。寺奥には「はりつけの松」があります。

義朝を殺した長田忠致は、その後頼朝に「功労あらば国を与えよう」と約束し、手柄をたてたが最期はとらえられこの松にはりつけにされ死んでいきました。

 1583年羽柴秀吉に岐阜城を追われた織田信孝が自害した「信孝自刃の院」があります。怒りを込めた辞世の句と自ら腸を弓1き出して投げつけたといわれている画幅の血のあとは見る人の心を震えさせます。

 境内の樹齢600年の蘇鉄は、「あいちの巨木」に指定されていて、その枝ぶりはみごとです。