(目的)

第1条　この要綱は、「住民主体と協働のまちづくり」を推進し、住民が誇りを持てる個性的で魅力あふれる地域社会を創造するために、住民自らの企画提案により実施する公共性及び公益性の高い新たな町づくり活動に対して交付する交付金に関し、必要な事項を定める。

(定義)

第2条　この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定める。

(交付対象団体)

第3条　交付対象団体は、次に掲げる要件の全てを満たさなければならない。

(交付金の額等)

第4条　交付金の額は、交付対象経費の10分の10以内とし、30万円を限度とする。ただし、交付金の額に1,000円未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てる。

(交付対象事業)

第5条　交付対象事業は、次に掲げる各号の要件の全てを満たさなければならない。

(交付対象外事業)

第6条　次に掲げる要件のいずれかに該当する事業については、交付対象事業とはしない。

(交付対象経費)

第7条　交付対象経費は、交付決定を受けた日から、その日が属する年度内において支出される経費のうち、別表に掲げるものとする。ただし、国、他の地方公共団体、民間団体等から交付金等を受けるときは、重複する対象経費については、交付対象としない。

(事業の募集)

第8条　町長は、公募により事業を募集する。

(事業の提案方法)

第9条　交付対象団体は、次に掲げる書類を町長に提出しなければならない。

(審査の方法)

第10条　美浜町附属機関設置条例(平成30年美浜町条例第2号)の規定により設置された美浜町まちづくりエンジョイぷらん審査会(以下「審査会」という。)は、第9条各号の書類を審査し、及び交付対象団体の説明を受け、又は聴取して、交付対象事業の選考及び交付金の額の審査を行う。

(事業の決定)

第11条　町長は、前条第1項の規定による選考及び審査の結果を尊重し、採択又は不採択する事業を決定するとともに、美浜町まちづくりエンジョイぷらん選考結果通知書(様式第4)により結果を通知する。

(事業等の公表)

第12条　町長は、前条の規定により交付金を交付する事業を決定したときは、事業内容、交付金の額、交付対象団体の名称その他必要な事項を公表する。

(交付申請)

第13条　交付対象団体は、交付金の交付を受けようとするときは、美浜町まちづくりエンジョイぷらん交付金交付申請書(様式第6)を町長に提出しなければならない。

(交付決定)

第14条　町長は、前条の規定により申請があったときは、その内容を確認し適当と認めるときは、美浜町まちづくりエンジョイぷらん交付金交付決定通知書(様式第7)を交付対象団体に通知する。

(事業内容の変更等)

第15条　交付対象団体は、事業の変更又は中止しようとするときは、あらかじめ美浜町まちづくりエンジョイぷらん変更・中止申請書(様式第8)を町長に提出し、その承認を受けなければならない。ただし、軽微な変更は除く。

(実績報告)

第16条　交付対象団体は、事業完了後30日以内又は事業実施年度の3月31日のいずれか早い日までに次に掲げる書類を、町長に提出しなければならない。

(交付金の額の確定)

第17条　町長は、前条の規定により実績報告書の提出を受けたときは、その内容を審査し、交付金の額の確定を行う。この場合において、交付対象団体が事業の実施のために支出したとする経費について、その使途、金額、支出先等の事実が領収書等の証拠書類によって明確に確認できないときは、当該経費について第7条の規定に関わらず、交付対象経費としない。

(交付金交付請求)

第18条　前条の規定により交付金の確定通知書を受けた交付対象団体は、速やかに、美浜町まちづくりエンジョイぷらん交付金請求書(様式第15)を町長に提出しなければならない。

(交付決定の取消し)

第19条　町長は、交付対象団体が次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、交付金の交付決定を取り消すことができる。

(交付金の返還)

第20条　町長は、前条の規定により交付金の交付決定を取り消した場合において、既に交付金が交付されているときは、別に期限を定めて交付金の全部若しくは一部を返還させることができる。

(成果の公表)

第21条　町長は、交付金の交付が全て完了した後は、交付対象団体に対し、補助事業の実施状況及び成果の報告を求め、、公表する。

(委任)

第22条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。