公開日 2023年11月10日
美浜町では、令和10年を目標に、すべての児童生徒が通学する小中一貫校を設置し、美浜の特色を活かした「新たな学校教育の創造」を目指しています。
そこで、美浜の学校再編について、保護者や地域住民とともに考え、将来の学校教育や地域づくりについて考えを共有するため、昨年度実施した「夢づくりワークショップ」に引き続き、10月から全4回にわたり「学校づくりワークショップ」を開催しています。
スケジュール(全4回)
- 第1回 令和5年10月24日(火曜日)午後7時 美浜町役場3階大会議室
テーマ「子どもたちの交流」 - 第2回 令和5年11月27日(月曜日)午後7時 美浜町役場3階大会議室
テーマ「地域と小中一貫校の連携」 - 第3回 令和5年12月21日(木曜日)午後7時 美浜町役場3階大会議室
テーマ「特色ある教育」 - 第4回 令和6年1月24日(水曜日)午後7時 美浜町役場3階大会議室
テーマ「基本構想の骨子」
参加者
町内6地区(布土、河和、河和南部、野間、奥田、上野間)より各5名(地区代表区長1名、小学校保護者代表2名、保育所保護者代表2名)、検討委員9名、公募10名 計49名
第1回 10月24日(火曜日)
第1回ワークショッププログラム[PDF:94.3KB] 第1回ワークショップ会議録[PDF:337KB]
第1回目は「子どもたちの交流」をテーマに、40名が参加し語り合いました。
美浜町の学校再編について説明
伊藤教育長より、美浜町が目指す学校再編の概要について、「児童生徒数の減少の推移から、学校の適正規模・適正配置を考えていくうえで、”美浜町の子どもたちのためにオーダーメイドの学校をつくりたい。”」とお話がありました。
学校づくりワークショップの説明
(1)今年度の学校づくりワークショップについて
名古屋市立大学鈴木教授より「小中一貫校整備基本構想策定のための、こんな学校をつくりたいという思いを皆さんと考えていく機会にしたい。」とお話がありました。
(2)本日のワークショップの進め方のついて
・自己紹介
・グループワーク
グループワーク1「小学生と中学生の交流」
美浜町6地区6グループに分かれ、学習・生活・その他の場面でどのような交流ができるかについて意見交換を行いました。
「上級生が下級生に教えるということを通して理解が深まる」「ランチルームで一緒に給食を食べる」「一貫校ならではの行事ができるとよい」といった意見が出ました。
グループワーク2「障がいのある子と健常な子の交流」
「特性についての理解を深める必要がある」「パラリンピックスポーツを通した交流」「支援する側、される側という二分されない学校であってほしい」「交流の場については特別支援学級の子どもたちの思いに任せてあげたい」といった意見が出ました。
第1回ワークショップを終えて…
ファシリテーター(進行役)名古屋市立大学鈴木教授よりコメント
「短い時間の中で、充実した話し合いができており、多くの良い意見を聞くことができました。」
参加者の感想(一部抜粋)
- 様々な立場の方の多様な意見を聞き、気付きや学びがあった。
- 色々な意見が出てきた中で、どれも前向きで希望あふれる意見が多く、とても新しい学校が楽しみです。
- どう交流するかというより、多様な子どもたちがそれぞれの良さを発揮できる学びの場がある学校にしたい。
- 学校づくりの主人公は子どもたちであるということを忘れずに、子どもたちが通いたい、安心できる場になるような学校ができればよい。
- 子どもの数が少なくなるため、多人数の中での学習の場を ということですが、この弱みを強みに変えられる(外からもこんな学校へ行きたいという魅力のある学校)基本設計となるワークショップにしていきたい。