美浜町に貢献された「皿井　進氏」を振り返る（展示は終了しています） 

町民のみなさんが利用している「美浜町図書館・美浜町生涯学習センター」について知っていただく機会として、展示で紹介しました。

 

故皿井　進氏は、明治39年に旧小鈴谷村で生まれ、大正5年頃より伯父である磯部孝次氏（野間村長）のもとに身を置かれて勉学に励み、愛知医科大学（現名古屋大学医学部）卒業後、産業医として大同病院の開設に携わり、初代院長、名誉院長を経て、平成4年から医療法人宏潤会名誉理事長に就任されました。

皿井氏は、少年時代を過ごされた「美浜」への思いを大きくされ、平成3年に美浜町を訪問された際、自らの死後に、美術品等に加えて自身が所有する土地も町に寄付することを約束されました。

その後、平成6年3月3日に88歳で逝去され、生前のご遺志に沿い、資産の一部のご寄付を賜りました。

町としては、当時の皿井氏からのお言葉を拝察し、町の「人づくり」における重要な役割を担う施設の建設に、皿井氏の尊いご篤志を充てることがご遺徳に沿うものと考え、これを機に、平成8年に策定した美浜町生涯学習基本構想の中で図書館・生涯学習センターの建設を計画いたしました。

そして、町民念願の学びの館として、平成14年4月に「美浜町図書館・美浜町生涯学習センター（心育館）」が開館を迎えました。

 

日時

令和2年1月7日（火曜日）～令和2年2月28日（金曜日）

午前9時～午後6時

 

場所

図書館ロビー　情報工房

 

展示の様子