公開日 2021年11月18日
地域包括ケアシステムとは、高齢者が可能な限り、住み慣れた地域でその有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるよう、医療、介護、介護予防、住まい及び自立した日常生活の支援が包括的に確保される体制です。
美浜町地域包括ケアシステム推進協議会
地域包括ケアシステムの深化のため設置されたものです。
推進協議会の下部組織に配置した「在宅医療・介護連携部会」「介護予防強化部会」「認知症施策推進部会」で個別の施策を検討しています。
医療・介護の専門多職種が連携することにより、地域での包括的なケアという目的意識を共有し、地域課題の解決とネットワークの強化を図っています。
各部会の概要紹介とこれまで検討してきた内容は下記のとおりです。詳細は該当ページをご覧ください。
在宅医療・介護連携部会
多職種協働による在宅医療・介護連携の推進に取り組みます。また「在宅医療・介護連携部会」を中心として、医療機関、地域包括支援センター、介護保険事業所間の連携を図り、在宅医療・介護の提供体制を整備します。
介護予防強化部会
住民自身が運営する体操教室や、人と人とがつながる通いの場の拡大や参加を検討します。
また、高齢者の自立支援を目的に、リハビリテーション専門職等を活かした取組を検討します。
認知症施策推進部会
認知症の高齢者と介護する家族を支えるため、地域の医療・介護・福祉の関係機関と連携を図ります。
・認知症初期集中支援チーム
認知症の方へ早期に対応し適切な医療や介護サービスへつなぐための連携を支援します。認知症サポート医や看護師、作業療法士等の専門職で編成し対応します。
地域ケア会議・地域ケア個別会議
高齢者支援に係る関係機関や専門家間での連携を強化します。
地域ネットワークの構築や高齢者の自立に質するケアマネジメントの支援、地域課題の把握等を行います。
具体的な事例の検討に基づく地域資源の掘り起こしや地域課題の共有を行います。
地域包括支援センター
地域包括ケアシステムを推進するための中心機関です。
主任ケアマネジャー、保健師、社会福祉士などそれぞれの専門性を活かして高齢者の総合相談、自立支援や権利擁護などさまざまな面からみなさんを支援しています。
地域包括ケアシステムによる医療・介護・介護予防・生活支援・住まいの一体的な提供に向けて、今後も一層、みなさんの生活や社会参加を支援していきます。