公開日 2024年04月16日
平成12（2000）年に介護保険制度が施行され、高齢者の介護は社会全体で取り組むものとなりました。
現在では、介護保険制度は高齢者の介護になくてはならないものとして定着し、高齢者やその家族を支えるものとなっています。
一方、国全体では高齢化が進行しており、令和4（2022）年９月末には高齢化率が28.8％、また、美浜町（以下、「本町」という。）では、令和4（2022）年９月末で、高齢化率が32.4％となっています。
今後、さらなる高齢者の増加や現役世代の減少が見込まれる中、介護保険制度を維持していくことが重要となっています。
また、本町の介護保険事業計画は、第６期（平成27（2015）～29（2017）年度）計画以降、団塊の世代が75 歳以上となる令和７（2025）年までを見据えて、高齢者が可能な限り、住み慣れた地域でその有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるよう、医療、介護、介護予防、住まい及び自立した日常生活の支援が包括的に確保できるようめざしてきました。
さらに平成30（2018）年には「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険等の一部を改正する法律」が施行され、自立支援・重度化の防止、医療・介護の連携、地域共生社会の実現等が進められています。
令和3（2021）年３月に「美浜町高齢者福祉計画・第８期介護保険事業計画」を策定し、「住み慣れた地域で支え合い いきいきと暮らせるまちをめざして ～地域包括ケアシステムの深化～」を基本理念として掲げ、在宅医療・介護連携の推進、生活支援・介護予防サービスの整備、認知症施策の推進等の充実を重点的に取り組んできました。
このような状況を踏まえ、本町では、介護保険事業や高齢者福祉事業に係る施策をさらに充実していくために、「美浜町高齢者福祉計画・第９期介護保険事業計画」を策定しました。
