美浜の水道

2011年2月1日

美浜の水道のあゆみ

地形的制約により充分な水系を持たない知多半島で昭和23年、木曽川から水を引く愛知用水の計画が持ち上がりました。

当時浅井戸に飲料水を依存していた本町では、多量の塩分、鉄分、及び汚水や地層による生窒素等の有機質汚染の状況も各所にみられるようになり、保健衛生上の問題も発生し、東海岸地区では深井戸によるによる簡易水道組合が昭和27年以降5つ設置されました。

昭和20年代後半から進み出した住宅開発や日本経済の高度成長は、水道の需要量の増加をもたらし、昭和32年6月清浄にして豊富低廉な水の供給を図ることを目的にした水道法が制定され、県においても愛知用水事業を都市用水の機能を持った施設として水道事業をスタートさせることになりました。

こうした、国・県の動きに合わせて、美浜町でも簡易水道のなかった西海岸及び時志地区を給水区域とする水道事業の認可を得、昭和37年2月20日、県営大谷浄水場より給水を開始しました。給水開始後水道の便利さの浸透もあって、古布の簡易水道が上水道に切り替わり、その後北方の団地住宅、河和地区の簡易水道不足地域への給水と、短期間に3回の拡張事業認可を得て給水区域の拡張整備を行ってきました。

昭和40年代に入ってさらに進む経済成長や、生活水準の向上によって増加する水道の需要増に対応するため、昭和43年3月第4期拡張事業の認可を得、工事着手しました。これは、新たに設置した県営河和配水池の町移管と町営の河和配水池新設により簡易水道の統合を行い給水体制の一元化を図るものでした。

しかし、すでに生じていた夏季の水不足に対応するため県営水道は、上野間に配水池を設置することとしたので、町も計画変更を行い県営上野間配水池の町移管と町営の上野間配水池新設により西海岸地区は上野間配水池からの給水となり、東海岸地区の簡易水道は順次町営の河和配水池からの給水に切り替わり、昭和49年4月美浜町全域が愛知用水の上水道給水地域となりました。

しかし、当時の経済成長や生活様式の変化はすぐにも水道施設の限界が予想されたため、昭和50年2月第5期拡張事業の認可を得、河和に6,000立方メートルの配水池を新設し、配水管の整備増強を行うことによって上野間地区を除く全町内を河和配水池から給水することになりました。

昭和55年7月名港導水路通水に伴い知多浄水場の給水体制が整い、合理化のため昭和57年1月大谷浄水場が廃止され、美浜町への給水は知多浄水場から送水されることになりました。

昭和59年美浜緑苑の計画が具体化し、上野間配水池の低水位の高度を上げるため改築することとなり昭和61年2月配水塔が完成しました。

平成10年4月長良導水路完成通水に伴い、知多浄水場の取水源は長良川となり、平成19年3月に河和配水池では老朽した1,000立方メートルと500立方メートルのタンクを2,000立方メートルのタンクに改築し現在に至っています。

また、昭和40年代にみられた急激な水需要の延びは昭和50年代には緩やかとなり、第5期拡張事業で実施した15,000立方メートル/日の給水能力は20数年経過した現在も満足しております。

水道水 どこからどこへ

私たちが毎日使っている水道の水は、岐阜県大日岳や美濃地方にふった雨や雪が自然に集まってできた長良川の水を利用しています。

長良川の河口堰より1.7km上流にある取水口から取り入れられた川の水は、直径1.6メートルから2.5メートルの太さの専用導水管によって、途中ポンプの力を借りながら木曽川や名古屋港の下を潜り、佐布里にある知多浄水場の着水井に流れ込みます。最初に毒物の混入がないかどうか検査をし、その後特殊な薬品によって水の中の汚れを固形化し、沈殿、ろ過、消毒がされ、水道の水が生まれます。

こうしてできた水道の水は常滑市の樽水にある調整池(容量16,000立方メートル)を経由して上野間や河和の配水池へ届きます。上野間配水池には800立方メートルのタンクがあり上野間地区と奥田御茶銭地区及び美浜緑苑地区に水を配っています。

河和配水池には6,000立方メートルと2,000立方メートルの容量を持つタンクがあり計8,000立方メートルで上野間配水池の配水地区以外の美浜町内全域に水を配っています。

美浜町の高いところにある配水池からは、道路の下1.0メートルの深さの所に入れてある上水道専用の管で高い所から低い方へ落ちる自然の力で、家庭や旅館・工場へ水を送っています。

美浜町の一般的家庭では、平均すると1ヶ月に約20立方メートルの水が利用されています。家庭で使われた後の汚れた水は、伊勢湾や三河湾に放流されます。海に放流された水は、海の中に住む微生物に汚れを食べてもらったり、太陽の光を浴びて消毒されたりなど自然の力を借りて少しずつきれいになりながら、また水蒸気となって高い空に昇っていきます。

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